暫存

スピッツ( SPITZ ) 暫存歌詞
1.Y

作詞:草野正宗
作曲:草野正宗

小さな声で僕を呼ぶ闇へと手を伸ばす
静かで 長い夜
慣らされていた 置き去りの時から
這い上がり 無邪気に微笑んだ 君に会うもう一度

強がるポ-ズがよく似てた二人は
弾き合い その後引き合った
生まれた頃と変わらない心で
触ったら すべてが消えそうな君を見つめていた

やがて君は鳥になる ボロボロの約束 胸に抱いて
悲しいこともある だけど夢は続く 目をふせないで
舞い降りる 夜明けまで

やがて君は鳥になる ボロボロの約束胸に抱いて
風に揺れる麦 優しい日の思い出 かみしめながら
つぎはぎのミラージュ 大切な約束 胸に抱いて
悲しいこともある だけど夢は続く 目をふせないで
舞い降りる 夜明けまで


2.死にもの狂いのカゲロウを見ていた

作詞:草野正宗
作曲:草野正宗

流れる水をすべって
夕暮れの冷たい風を切り
ほおずりの思い出が行く
うしろから遅れて僕が行く

輪廻の途中で少しより道しちゃった
小さな声で大きな嘘ついた

殺されないでね ちゃんと隠れてよ
両手合わせたら涙が落ちた
ひとりじゃ生きてけない

ピカピカ光る愉快な
顔の模様が浮かんだボールが
ポタポタ生まれ落ちては
心の窓ガラスたたいてる

歩道橋の上からカンシャク玉をバラまいたら
空の星も跳ねた

死にもの狂いのカゲロウを見ていた
時間のリボンにハサミを入れた
ひとりじゃ生きてけない


3.353号線のうた

作詞:草野正宗
作曲:草野正宗

月まで続いてそうな
坂を登りつめたあとは
地獄の入り口みたいな
真暗な森に入った

缶ジュースを飲みたくて
車を止めて探したよ
だけどもここでは多分
空き缶さえ見つからない

※全部忘れてた ずっと昔の
今ここで君と僕 思い出している
裸になれたらいいな
きのうよりはずかしくても
僕らのうたは止まらない※

ノロマでもいいから
走りつづけるさ ゴロゴロと

小さくなってく僕ら
なんだかすごくいい気持ち
つまらない悩みごとに
二度と苦しむこともない

(※くり返し)

地図にない道を選んで Yeah…
海の見える街へ行こう La…